実際に隕石は地球に落ちてきています。しかしそのほとんどが大気の摩擦により燃え尽きてしまっているのです。しかし大きな、それこそ小惑星並みの隕石ですと大気圏の壁を突き破り地上に落下してきます。6500万年前に中米ユカタン半島に落下した隕石がもたらした被害を説明したいと思います。まず隕石の大きさは直径10KMと考えられています。この大きさになると大気圏の壁は役に立ちません。衝突の瞬間、地殻は完全に突き破られ吹き上がった土砂は成層圏にまで達したと言われています。この時の衝撃はマグニチュード10を越え衝撃波は地殻をつたわり衝突点の反対側で大規模な地殻変動を起こしたと考えられています。そして地殻変動の終了後波高が数KMもある津波が発生して全てを飲み込んでいきます。被害はとどまらず上空に舞い上がった塵が日光を遮断し気温は−30℃までさがります。そして日光が届かない暗闇状態が10年続き、温暖化、酸性雨、オゾン層破壊などが追い打ちを掛けただろう考えられています。